社会科学 法律・政治
法思想の伝統と現在
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,000円)
伝統的自然法論,ドイツ観念論,リベラリズム法思想,法的思考・法学教育などをテーマとして,教授に縁ある法哲学研究者の論稿を,6部のシンポジウム形式に編んだ記念論集。第1部には教授の法思想をめぐるシンポジウム,巻末には教授の退官記念講演を収める。
ドイツ社会民主主義の研究
- 定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
エルフルト綱領に集約されている第一次世界大戦前のドイツの社会民主主義理念とその形成過程を、普仏戦争、ライプチヒ大逆罪裁判や社会主義者鎮圧法などのビスマルク政治への対応を通して明らかにしようとした、いわゆる成立・発展期のドイツ社会民主党に関する論集である。
ヘーゲルの近代自然法学批判
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は従来の,フランス革命同調か保守的反動か,キリスト教的か汎神論的か,といった不毛な二者択一的ヘーゲル理解を斥け,特に近代自然法学批判および人倫概念の形成という視点から,ヘーゲル法思想の全体像を解明しようとした本格的なヘーゲル法哲学研究である。
刑法学における歴史研究の意義と方法
- 〔品 切〕(参考:本体価格 9,500円)
単なる観念の世界ではなく,それぞれの時代における社会的対抗関係の中で刑法学を位置づけ,課題を克服する努力を怠ってはならないことを示唆する本書は,わが国の刑法史研究に一石を投ずるものである。
近代私法学の形成と現代法理論[新装版]
- 〔品 切〕(参考:本体価格 7,000円)
本書は,「近代私法学の出発点としてのサヴィニー学説の再検討――現代的視点からするその総合的解釈学的研究」と題する研究会の研究成果であり,わが国サヴィニー研究の一里塚である。
ケルゼン法学の方法と構造[新装版]
- 定価 6,050円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ケルゼン法学が,法概念の中から法とは異質なものの混入を排除し,イデオロギー批判を経て諸々の正義思想から解放されて,純粋法学として確立され変貌をとげていく過程を緻密な論述で解明した本格的研究書。
法と政治(下)
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
幾多の個別研究対象の広がりにもまして,新たな世界像が問われる今,21世紀の新しい地平へのステップを刻むべく編まれた論集。政治学・基礎法学中心の上巻と,公法学・私法学中心の下巻の2分冊。
法と政治(上)
- 定価 7,700円(税率10%時の消費税相当額を含む)
幾多の個別研究対象の広がりにもまして,新たな世界像が問われる今,21世紀の新しい地平へのステップを刻むべく編まれた論集。政治学・基礎法学中心の上巻と,公法学・私法学中心の下巻の2分冊。
日韓関係の再構築とアジア
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は日韓の政治社会の特質を剔溟して,葛藤と軋轢の絶えなかった日韓関係の是正と新しい可能性を模索する。更にアジアもヨーロッパのような統合がもたらす利点とその必要性を自覚して,新しいパラダイムと新理想主義を形成し,アジア共同体を推進していくことによってのみ諸問題が解決されると主張する。
イギリス資本主義と帝国主義世界[第2版]
- 定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,イギリス資本主義における内政史の展開,世界的ポンド循環におけるイギリス帝国の位置,ヨーロッパ大陸主要国における経済連鎖の構造,この三点から帝国主義世界の全体像に接近した共同研究の成果である。