認知発達の心理学
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
認知発達心理学では青年前期は看過されてきたが,人格・青年心理では青年前期は特別な時期とされてきた。本書は,課題成績が一時的に低下するU字型発達曲線が青年前期に集中することに注目し,幼児から大学生までの被験者に基礎的物理課題の判断をさせ,その質的変化を比較検討したものである。本書で幼児期から児童期,青年期までの主な認知発達理論を学習できるとともに,教育,発達を考える新たな観点が見いだせるだろう。 (さらに…)

イギリス近代史点景
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近代化と工業化の祖国イギリスは,資本主義の確立以降,どのような航跡を描いて帝国主義の時代に到達したのであろうか。本書は,わが国の過去30年にわたる19世紀史研究の成果を点検し,その特異な性格の本質解明に迫る。 (さらに…)

ヴィルヘルム・ディルタイ
- 定価 5,170円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「謎の老人」とよばれた19世紀ドイツの哲学者,ディルタイ。本書は,その思想の発展を初期から晩年に至るまで,哲学のみならず歴史学や心理学などを念頭において考察する。細分化する研究状況に抗して,ディルタイの全体像を描き,その時代に迫る。 (さらに…)

21世紀の観光とアジア・九州
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
21世紀は旅の時代,観光政策のあり方が,旅行業・ホテル・運輸などの観光関連産業にとどまらず,国や地域の経済に大きな影響をもつことになる。アジア諸国の観光政策の現状と動向を概観し,日本,特に九州におけるこれからの観光政策を模索する。 (さらに…)

解釈学的教育学の研究
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
この書は,斯学の第一人者である筆者の長年に亙る先端的かつ鋭利な研究成果の集大成である。第1部では教育学の科学性を学理論論争を踏まえて検討し,解釈学的教育学の理論形成に対する実践哲学の認識モデルの射程を論究し,更にディルタイ,ミッシュ,ボルノウの思想的系譜を解明した。第2部ではチュービンゲン学派の解釈学的教授学の研究をテーマとして,「構成的教授学」の理論構造を究明し,現在の教師養成のテクノロジー的思考への疑念から教育をテクネーとして捉え,その能力を培うテクネーの学と,人間疎外からの復路としての教...

音響設計学入門
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
九州芸術工科大学音響設計学科の教官を総動員して「音響設計」の核心と基礎に迫った入門書。高校生,大学低学年生を主な対象に,なるべく平易な言葉で分かりやすい説明を試みる。生活の中の音,音科学の歴史,音楽,楽器,言葉,声,耳,情報としての音など,音を取り巻く多彩な側面を大きな流れの中で捉え,「人間の時代」としての21世紀を音でデザインする。 (さらに…)

観光経済学の基礎
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
「観光経済学」あるいは「観光産業」と言われている領域 で問題となっている様々な事柄・様相を取り扱い,観光経 済学の形成のために準備的な作業をなしている。観光活動 に関わろうとする者や観光経済学を学ぼうとする者に,何 がポイントで,それをいかに学ぶべきかを道案内するテキ スト的な意味を持っている。わが国では希少価値のある書 と言える。 (さらに…)

中国東北の経済発展
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,日中両国の経済学者・社会学者による2年間にお よぶ共同研究の成果である。中国東北地方の国有企業改革 の問題を中心に据え,その地域社会への影響を面接聞取り 調査を基に明らかにし,さらに東北地区の経済停滞の原因 と実態を解明するとともに,東北地区の各地域社会の再興 のための処方箋と九州の地方レベルでの経済協力のあり方に示唆を与える。 (さらに…)

新版 昆虫採集学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,800円)
品切れとなっていた「昆虫採集学」がすっかり改訂され,「新版 昆虫採集学」として発行されました。昆虫の習性・採り方ばかりでなく,その扱い方,標本の作り方,標本の価値ほかを詳述。プロとアマを問わず,昆虫学と応用昆虫学の研究に従事される人々の必携の本です。どうか本書を手にして,昆虫とのつき合いを深めて下さい。本書は「昆虫教育学」のテキストとしても活用されます。 (さらに…)

高齢者福祉の比較文化
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
世界中どこの国でも程度の違いはあれ高齢化が急速に進行 している。そして高齢者福祉は社会が取り組むべき中心課 題となりつつある。このような現状をふまえて中国,マレ ーシア,オーストラリア,日本の4カ国で,各国の研究者 が高齢者が抱えるさまざまな問題点を探り,その違いや共 通の課題について比較研究した成果が本書である。 (さらに…)
