総記・一般
The Wisdom of Hagakure
- 定価 3,738円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,著名な外科教授である著者の一人から偶々"葉隠"を紹介されたアメリカの医学哲学者のステイシー・デイ教授が,この武士道精神に深く感銘を受け,21世紀に生きる道として記した,葉隠の本格的コメンタリーである。
HAGAKURE―Spirit of Bushido―
- 定価 5,339円(税率10%時の消費税相当額を含む)
"葉隠"という言葉を知っていても,少しでもその内容を知る人は少ない。本書は,はじめての葉隠国際シンポジウムの記録を編纂したものであり,知性偏重,合理・功利主義の世相の中での人間のあり方を示している。
現代の生命像
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,500円)
人間における生と死の問題。この古くて新しい人間存在の最も根源的な問題を,医学,生理学,文学,哲学,法学など様々な専攻分野から総合的に考察する。高齢化社会を迎え,尊厳死,臓器移植,エイズといった難題に直面している現代人に「生と死」の問題を改めて問い直す。
音の魅力にひかれ
- 〔品 切〕(参考:本体価格 1,456円)
九州大学最初の女性教授として知られるフランス文学者の著者が,教育と研究の合間に書き綴った断章――子供時代を過ごした中国の思い出,フランス留学の体験,昨今の学生気質の比較など――は,比較文化の視点とエスプリのきいた表現でたのしい。
九州大学七十五年史 別巻
- 〔品 切〕(参考:本体価格 6,500円)
明治36年の京都帝国大学福岡医科大学の創立から昭和61年の創立75周年に至る,九州大学の学部・学科・講座等の変遷,主要人事,関係法令,学内規則等の一覧をはじめ,教職員数,学生生徒数,学位授与数,蔵書数,経費等の統計および年表を収録する。
九州大学七十五年史 通史
- 〔品 切〕(参考:本体価格 6,500円)
九州大学の沿源である福岡藩の医学校賛生館の成立から,昭和61年の創立75周年までの九州大学の歴史を記すが,とくに昭和42年に刊行された『九州大学五十年史』のあとを受けて,高度経済成長期における九州大学の拡充,大学紛争,紛争後の大学改革を中心に詳しく述べる。
低徊派
- 定価 2,670円(税率10%時の消費税相当額を含む)
精神分析医が臨床と研究の合間にかいまみせた素顔 気楽に語られる日々の詩情,旅の想い,催眠術や遊びの世界,そして自らの生い立ちや老いの自覚,都会の片隅での心豊かな隠居術。
心の行脚
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,427円)
絢爛たる装いの物質文明は,それを発した文化を忘れ独り歩きを始めてしまった。プラグマティズムを以てよしとする価値観は,人間本来の姿を誤らそうとしている。かつての外科学教授はいま人間科学への道を行脚して感性を説く。
生活と科学 III
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
科学は生活技術の探求に源を発しているのだが,今日では,暮らしの場を遥かに超えて,その先端は詩に近づいていると言っていい。極微の世界から宇宙の果てまで,夢幻のように広がる科学の世界にも,どこかに生活との接点はあるはずだ。
九州のなかの世界
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
九州という地域社会のなかで,国際化時代をどう生きるのか。本書はそれへむけて,国際化をめぐる九州の歴史的経験と構造的変化を見つめなおすところから,私たちの座標軸をつくっていこうとする試みです。講師と一緒に考えてみませんか。