社会科学 経済・経営
ミクロ経済のゲーム
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
不完全競争市場の基本分析から,非対称情報のもとでの複占市場分析までを,戦略行動という概念のもとで斉合的に取り扱う。とくに,屈折需要曲線モデルのゲーム論的な解釈をつうじて,伝統的な不完全競争市場分析を現代的な理論分析に接続する。
地域情報化と地域経済の発展
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,地方化・分権化・情報化の新秩序と,その開発をめざす九州地域の各自治体が,今,21世紀に向かって地道・着実・真剣に展開している地域情報化施策の経緯と現状についての実証的研究である。本書を通して,今後の高度情報化社会における都市政策,産業政策,および情報化施策のあり方が理解されるであろう。
会計構造の諸問題
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
新しい金融商品の出現や国際会計基準,環境問題など会計を取り巻く状況は,今日ドラスティックに変化しており,あらためて会計情報の作成,伝達・開示の原則と限界が問われている。本書はかかる問題に執筆者がそれぞれ独自のアプローチから多面的にこたえようとしたものである。
投資関数の理論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
Keynes投資理論,加速度原理とその拡張形式,新古典派投資理論,Tobin'sq理論を計量分析の視点から検討しながら,日本経済への適用を試みる。さらに,Putty-Clay型投資関数,更新投資理論,不確実性・資金制約が投資需要に与える影響,投資需要に関する不均衡分析を説明する。
資本と労働の経済理論
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,000円)
本書は,古典的経済学の批判的継承の上に築かれたマルクスの経済学を,戦後日本の研究蓄積を踏まえて再編成しようとするものであり,経済原論の教本として平明さに意を用いて叙述されている。
明治期紡績技術関係史
- 定価 3,740円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,明治期綿糸紡績業における紡機国産化問題や,紡績技術の交流・伝播の実態,技術自立化問題などを考察,さらに技術に関わる水力・石炭の動力資源問題も取り上げ,わが国の産業近代化・工業化はいかなる過程を経て達成されてきたかを,綿糸紡績業の発展に照して,その一斑を明らかにするものである。
アジア太平洋地域の会計
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,アジア・太平洋地域の主要諸国の財務会計・管理会計の実践と理論を広く政治経済,文化との関連において考察した専門書である。会計の国際比較研究やアジア・太平洋地域の経営に関心をいだく学生,研究者,実務家にとっての必読の書である。
経済計画の理論
- 定価 5,280円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,経済計画全般にわたる議論の後に,計画の問題が時間的ヒエラルヒーとしてとらえられ,短期の経済計画の理論,長期の経済計画の理論が包括的かつ一貫した体系で展開されている。経済理論の研究を志す学生,研究者,および開発計画に携わっている者にとって,理論的基礎を身につけるうえで,必読の書。
経済学的手法の現在
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
いまや地域は直接世界につながり,情報化が社会生活の隅々にまで浸透しつつある。本書は国際経済,社会経済,経済工学の3分野からなり,しっかりと地域社会を踏まえながら,こうした時代の要請に応えるものである。
経済・経営構造の国際比較試論
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書の課題は,世界各国における産業構造の転換過程と構造調整政策の展開過程を比較分析的視点から考察し,均衡ある国際分業体制のあり方を模索することである。