島弧火山と大陸地殻
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は島弧で玄武岩マグマから大陸地殻ができる仕組みを紹介するものである。問題はカルクアルカリ岩系マグマの起源にあり,それを開放系マグマ溜りでの結晶分化で解決すると共に,マントルプリズム内の誘導対流と組み合わせ,火山弧と外弧からなる島弧地形や,関門層群と山陰・山陽花崗岩,領家帯からなる白亜紀西南日本内帯の地質を説明する。島弧の岩石学,火山学,地球化学,地質学,地球物理学,惑星地質学を結ぶ専門書である。 (さらに…)

Quantitative Analysis on Contemporary Economic Issues
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,現代経済をめぐる先端的なテーマについて,5つの理論的分析と5つの実証的分析の成果を編集したものである。特に,排出権取引を代理人を通じて行うシミュレーション分析,日中韓間で排出権取引を行った場合の便益の計測,大震災が経済に与える直接および間接損失の計測,アジア金融市場安定化に果たす外貨共同保有の役割,日米間産業競争力の推移に関する産業連関分析など,水準の高い未発表論文を含む。 (さらに…)

ツァイス企業家精神[新装版]
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,ドイツの光学機器メーカーとして国際的によく知られてきたツァイス社の創業以来150年に及ぶ歴史をふり返り,企業経営の原点を追求するものである。1896年に社会的責務を定款に盛り込んだCSRのパイオニア,エルンスト・アッベの経営精神を考察する。 (さらに…)

新版 観光経済学の原理と応用
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
本書は,観光経済の持続的発展のための条件や法則性を探り,現実の観光振興に活かそうとする観光教育・研究書である。国際標準の視点から,欧米で進んだ観光教育・研究の成果をベースとし,わが国「観光立国」のあるべき姿を示す。 (さらに…)

開発教育序論
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
世界にはなぜ「開発途上国」と呼ばれる国々が存在するのか。また,世界はそして日本はなぜ開発援助を行うのか。国際協力の第一線で活躍している大学教員,NPO活動家らが,自らの援助活動をを踏まえて解説する。 (さらに…)

芸術文化がまちをつくる
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
そのまちで暮らす人々がまちへの愛着や誇りを胸に,まちのあるべき姿を真剣に語り合い行動すること,そのために人々が創造性を発揮できるような土壌を芸術文化でつくる地域文化政策が今,求められている。福岡県内を中心としたさまざまな自治体やアートNPOの事例をもとに,芸術文化によるまちづくりを模索する。 (さらに…)

英文法のポイント
- 定価 2,200円(税率10%時の消費税相当額を含む)
英語を話したり,書いたりするときによく間違えてしまう文法項目とはどのようなものでしょうか。本書はそうした文法項目が盛りだくさんです。具体的な例とそれに関する簡潔な解説,そして練習問題もついているので,効率よく文法の学習ができます。また,付録にいろいろな単語の問題もあり,語彙力増強にも役立ちます。大学生,検定英語受験者,英文法を短期で学習したい人向け。 (さらに…)

The Changing Structure of the Automotive Industry and the Post-Lean Paradigm in Europe
- 定価 8,800円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ソビエト連邦崩壊(1990年12月)とその後のロシア連邦成立(1992年5月)を契機とした,東欧諸国の民主化と市場経済システムの導入は,西欧自動車産業にとって新市場の出現とその成長への期待をもたらした。しかし同時に低賃金・低コストを求める企業に東欧進出への道を開き,東欧の低コスト生産拠点が西欧の高コスト生産拠点の脅威となっていった。 ドイツ・エアランゲン大学自動車産業研究チームと日本側自動車研究チームが5年の歳月を費やして,ヨーロッパ自動車産業と日本自動車産業の実態を調査し,研究成果をまとめたも...

Empirical Study on Asian Financial Markets
- 定価 4,400円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,2006年12月に長崎大学において開催された国際カンファレンス等で報告された東アジアの金融市場を対象とした金融および会計学における実証研究の成果をまとめたものである。東アジア地域の気鋭の研究者による研究論文集であり,テーマは株式市場,保険市場から財政問題にまで及ぶ最新の研究成果を収録している。 (さらに…)

生命・環境・ケア
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ケア概念の新しい解釈を機軸にして,生命と環境をめぐる倫理的諸問題を統一的に捉え,その構造と連関を読み解くとともに,安楽死やエンハンスメント問題等 に対処する,従来とは異なる視点も提示している。また,日本文化の基底にケア的なものを見出すことによって,本書は日本的な生命倫理の可能性を問うもので もある。 (さらに…)
