社会科学
山間地域の崩壊と存続
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
いま,山間地の多くの集落が消滅の危機にある。本書は,暮らしの支えをなくした人々が村を去り,ついには住民が居なくなろうとしている山村の実態を明らかにし,持続可能な地域社会をどう形成していくかを,実証的なアプローチにより論じた地域政策研究の書である。 (さらに…)

動学的最適所得税論
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
動学的一般均衡理論の枠組みで,社会的厚生を最大化する課税政策について分析した研究は,(1)税制改革前の定常均衡と税制改革後の定常均衡を比較する均衡間の比較による分析,(2)税制改革前の定常均衡と税制改革後の移行経路を比較する移行経路を含めた分析,(3)政府の将来の課税政策が拘束可能な場合について分析する開ループ,そして,(4)政府の将来の課税政策が拘束不可能な場合について分析する閉ループの4つの枠組みに分けることができる。本書では,上記の4つのそれぞれの枠組みについて,社会的厚生を最大化する課税...

中国現代文学と九州
- 定価 1,430円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は九州で留学生活を送り,中国文壇で活躍するようになった作家たち(郭沫若,張資平,陶晶孫,夏衍など)と,旧満州,台湾,上海租界などで文学活動をした九州ゆかりの日本人の事績を紹介するものであり,中国現代文学の発展に九州が大きく関わっていた事実を明らかにし,九州とアジアとの関係を考えていく契機となろう。 (さらに…)

情報とインセンティブの経済学
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では情報とインセンティブの観点から経済取引,企業組織,法と政策に関する分析をおこなう。内容は情報の経済学の基礎, 契約理論, 法と経済学, 公共政策の順に分析される。契約理論では排他取引と再交渉, 取引特殊的投資とインセンティブ, 雇用とモラルハザードを取り上げ, 法と経済学では契約法, 会社法, 独占禁止法を扱っている。また公共政策については政策の行政的側面と環境政策の遵守メカニズムを検討する。 (さらに…)

岐路に立つ教育
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,800円)
本書は,現代を代表するフランスの哲学者ジャック・マリタンが,ナチズムによって顕在化したヒューマニズムの伝統に基づく教育の危機に直面して,人間本性の根源にまでさかのぼって,教育とはそもそも何であるか,またそれは現代においていかにあるべきかを考察した,教育哲学の古典的文献である。教育の根本問題に関して多くの混乱や動揺が見られるわが国の教育界にとって,多くの示唆に富んでいる。 (さらに…)

心と社会をはかる・みる
- 定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,人間科学を構成する心理学,社会学,地理学,民俗学,人類学のエッセンスを,「はかる・みる」という具体的な作業をとおして平明に解説したものです。 心理学では,性格を測定する方法,母子の視線のとり方と親子関係における距離のとり方,子どもの問題行動への対応の仕方などをとり上げて,人間の心と行動を「はかる・みる」方法を紹介しています。 社会学では,量的データを収集する代表的方法として,調査票調査を紹介し,現代高校生の意識を浮き彫りにしています。また質的データを収集し分析する方法が,NPO,高齢化...

教育社会学
- 定価 9,570円(税率10%時の消費税相当額を含む)
教育社会学は,戦後の繁栄・安全・機会を一体的に昂進する教育への高い期待のもとで実証科学としてデビューし,1970年代以後のポストモダンへの移行における葛藤と懐疑の時代を経て,いま教育科学における基本的なディシプリンとしての地歩を確立し,先の2つの時代のパラダイムの総合に取り組んでいる。斯界をリードし続けるハルゼーは,これまでも各時代時代に代表的な論文を精選して紹介してきた。本書は,1980年代後半以降の教育社会学の学問的展開をまとめた代表的論文集であり,戦後の右肩上がりの近代システムが転換する中...

政策分析2004
- 定価 8,800円(税率10%時の消費税相当額を含む)
いま日本経済に求められているのは,国際化・分権化の進行という環境変化を積極的に活用した政策・制度を設計し,アジア・太平洋地域の発展へと繋げることである。本書は,この課題の解明に寄与すべく日本経済の存立基盤を再検討し,これを強化する道を探究した野心作である。 (さらに…)

近代朝鮮の唱歌教育
- 定価 8,800円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,これまで未開拓であった「音楽による情緒的同化の過程」を統監府期から朝鮮総督府期の唱歌教科書の変遷を通して探り,植民地朝鮮の学校教育に導入された唱歌の受容過程を明らかにした。唱歌教育を通じて日本の植民地支配の一側面を詳細に検討するとともに,植民地教育の全体像理解の一助となるものである。 (さらに…)

五島列島の高齢者と地域社会の戦略
- 定価 5,940円(税率10%時の消費税相当額を含む)
島嶼や山村といった「居住条件不利地域」では,日本の社会で生じている社会変化が増幅されて影響を及ぼす傾向にある。その意味で,「老人の島」の生活は,今日の日本の社会状況を示す典型的な事例である。しかし,同時に,住民の生活剥奪状態は,住民の共同的な生活の社会化や施設の多機能化の契機にもなりうるのである。事実,先端的で興味深い事例が長崎県五島列島で見られる。本書は,これらの事例を通して,居住条件不利地域型の福祉社会の輪郭を示そうとするものである。 (さらに…)
