社会科学
教育改善のための大学評価マニュアル
- 定価 1,540円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本格的な大学評価の時代が始まろうとしています。7年に1度の機関別認証評価が日本のすべての大学に義務づけられました。法人化した国立大学は,さらに今後6年以内に文部科学省の国立大学法人評価委員会による評価を受けなければなりません。「自分の所属する大学はこうした本格的な評価に対応できるのだろうか」という不安を持つ評価担当者も少なくないはずです。 本書はこうした不安に応えながら,評価作業にともなう試行錯誤の負担を軽減し,大学評価への積極的取組を促すことをめざした大学評価(教育活動面での評価)マニュアル...
新千年紀のパラダイム[下巻]
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
アドミニストレーション(administration)は,所与の目的を実現するための集団的協働行動である。新千年紀は旧千年紀に劣らず,否それ以上に集団的協働行動としてのアドミニストレーションが重要性を増すであろう。アドミニストレーションが,新千年紀の死活の鍵を握っているといっても過言ではない。新千年紀における新パラダイムはアドミニストレーションである。 『新千年紀のパラダイム――アドミニストレーション――』と題する本書は,アドミニストレーションという新しいパラダイムで新しい千年紀の社会事象をと...
アジアの農業近代化を考える
- 定価 1,100円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書はアジア農業が市場競争原理のグローバル化によって自然依存型農業から資本依存型農業へと変質する農業近代化の過程を判りやすく紹介する。 「緑の革命」という技術変革を契機に展開する農業生産システムの近代化や農家生活の福祉向上を求めて展開する農産物流通システムの近代化,そしてその近代化がアジアの稲作農村共同体に及ぼす影響などを紹介する。 本書は最近のアジアの農業動向を知る上で最良の書である。 (さらに…)
新千年紀のパラダイム[上巻]
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
アドミニストレーション(administration)は,所与の目的を実現するための集団的協働行動である。新千年紀は旧千年紀に劣らず,否それ以上に集団的協働行動としてのアドミニストレーションが重要性を増すであろう。アドミニストレーションが,新千年紀の死活の鍵を握っているといっても過言ではない。新千年紀における新パラダイムはアドミニストレーションである。 『新千年紀のパラダイム――アドミニストレーション――』と題する本書は,アドミニストレーションという新しいパラダイムで新しい千年紀の...
マクロ経済分析
- 定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
マクロ経済学や金融論に関心を持つ学生・院生を対象に,現代マクロ経済学の最新の話題を論じた。国際間労働移動や外国人労働者問題,貨幣と流動性の関係,経済成長と技術革新などマクロ経済諸問題を詳細に分析した。初学者にとっての読みやすさにも配慮している。 (さらに…)
家族の起源〔増補版〕
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
エンゲルスの古典を現代民族学から検証し,その再構築を期す。共同体を視野に入れた著者独自の比較家族史学の成果。増補版では,アメリカの人類学者マーヴィン・ハリスの理論を参照し,「女子労働の発展と家父長制の止揚」の命題を掲げ,混乱せる現代家族の状況を分析する。 (さらに…)
地球環境と内生的経済成長
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,新しい成長理論と呼ばれてきたマクロ動学モデルに対して環境問題を組み入れ議論を行う。特に,生産性の上昇を引き起こすイノベーション,人的資本の役割や環境汚染を防ぐための環境政策などに焦点をあて,持続可能な発展を実現するための条件や望ましい政策のあり方などを詳細に検討する。 (さらに…)
いま,学力を考える
- 定価 2,860円(税率10%時の消費税相当額を含む)
子どもたちの学力は低下したのか。中学生や高校生の学力は?本書は,今や大きな社会問題・教育問題となっている学力をテーマに,九州大学の社会貢献事業の一環として,九州大学教育学部が中心となって開催した,市民対象の「公開シンポジウム」と「公開セミナー(全5回)」の内容をまとめ,「学力とは何か」を改めて世に問うものである。 (さらに…)
R.A.フィッシャーの統計理論
- 定価 4,730円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,農事試験における具体的な応用上の問題,さらには社会の状況や要請との関わりから実験計画法や有意性検定といったR.A.フィッシャーの統計理論の展開を考察した研究である。統計的検定を中心に,誤差論,K.ピアソン,ゴセット,およびネイマン?ピアソンの統計理論とフィッシャー理論との関連性と差異についても検討されており,20世紀前半期における推測統計学の形成過程を描き,その社会的背景を解明する意欲作である。 (さらに…)
ジェンダーの民族誌
- 定価 9,020円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ボントック社会では制度や規範といった面で柔軟なところが多く,現実の問題や社会の変化に応じさまざまな対応をする。そこでは女性たちが主体的,戦略的にその役割を利用し,状況に応じて新たな役割を創りだしていくことができる。このような社会で,経済活動の主たる担い手として重要な位置を占める女性たちがどのような社会的地位を与えられているのか,あるいはどのような役割が新たに創りだされていくのか,ジェンダーというものを女性だけの問題としてではなく男性との関係において社会全体の枠組みのなかでとらえることによって,民...