Regenerated Cellulose Fiber Industry

Regenerated Cellulose Fiber Industry

上出健二
定価 11,000円(税率10%時の消費税相当額を含む)
19世紀後半のヨーロッパにおける再生セルロース繊維(最初の化学繊維)の発明,開発と工業化,および20世紀初頭における日本への化学繊維の技術移転と,その後1990年代に至るまでの技術・経営の発展を一次資料を駆使して系統的に解明した。19世紀末の世界の最先端技術の開発の経緯と,その技術を日本がどのようにマスターし,更に独自革新技術の開発・工業化し,成功したかを再生セルロース繊維を例として示す。 (さらに…)
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複雑系とシステムリスク分析

複雑系とシステムリスク分析

時永祥三 編著
定価 4,620円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,複雑系による解析手法を基礎として,システムリスク分析を行う方法論を展開している。内容は,エージェント理論,リスク構造・状態推定およびデータマイニングの3部に分かれ,分野としては,人工株式市場などの市場分析から,ネットワーク構造解析,株価時系列分析やクレジット審査システム構成などをカバーしている。 (さらに…)
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都市を歩く

都市を歩く

井口正俊・岩尾龍太郎 編
定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
「都市を歩く」「都市を読む」を合言葉に,西南学院大学国際文化学部教員17人の長年にわたる「遊歩者(フラヌール)」体験を結晶化。あてどなく都市を迷い歩き,廃墟のように退隠して無名なる場所に出会い,都市像の未来に向けて世界の,また日本の,過去の,また現在の都市のありかたを意識的に読むためのガイドブック。 (さらに…)
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士族授産と経営

士族授産と経営

岡本幸雄
定価 7,150円(税率10%時の消費税相当額を含む)
明治政府は秩禄処分で武士の常識と家禄を失った多数の失業士族を救済する方途として,士族授産事業の政策を展開することとなったが,この士族授産に関する経営史的研究書は現在のところ皆無であるといってよい。こうした学会の現状にあって,本書は,福岡の士族授産事例を対象に,士族授産経営の内部構造の実態分析,地域産業発達への役割,明治商法(会社法)への対応等を明らかにし,また,士族授産の失敗論=「士族の商法」論議の再検討に迫る足がかりを提供するものである。 (さらに…)
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企業財務制度の構造と変容

企業財務制度の構造と変容

牟田正人・池上恭子 編
定価 3,300円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書では,現代企業が抱える諸問題を主として企業財務の側面から理論的・実証的に分析を行ってる。第一部「企業ガバナンスと制度」では企業のガバナンス及びそれに関連する制度,さらに企業を取り巻く利害関係者間の利害調整やリスク配分の問題をとりあげている。第二部「企業システムと企業再生」ではリストラクチャリングや企業再生の手法や現状に関する分析,第三部「企業ファイナンス」では資金調達に関する理論的・実証的な分析を行っている。 (さらに…)
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労働の倫理

労働の倫理

M.クレッカー,U.トゥヴォルシュカ 編/石橋孝明・榎津重喜・中本幹生 訳
定価 2,750円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 『諸宗教の倫理学―その教理と実生活』シリーズは,テーマ別に世界の偉大な諸宗教を比較するものである。第1巻「性の倫理」,第3巻「健康の倫理」,第5巻「環境の倫理」,第4巻「所有と貧困の倫理」と刊行してきた本シリーズは,本書,第2巻「労働の倫理」で完結となる。 ベネディクト派の「祈りと労働」は,おそらく,西洋のキリスト教圏で,労働がどんなに重要な役割を演じてきたか,そして演じているかを,最も明瞭に告げ知らせている。イスラム教,仏教,ヒンドゥー教,そして儒教は人間の労働をどのように評価しているのだろ...
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内生的経済成長論 2[第2版]

内生的経済成長論 2[第2版]

R.J.バロー,X.サラ-イ-マーティン 著/大住圭介 訳
定価 6,160円(税率10%時の消費税相当額を含む)
 本書は,経済学のうちで最も活気のある研究領域の1つである「内生的成長論」に関する優れた文献である。本書の意義は,既存の成長理論を内生的成長論との関連で位置づけ,一貫した体系にまとめあげ,さらに,実証結果との関連を重視し,真の意味の実証科学としての試みを志向している点である。今では,内生的成長論はマクロ経済学の領域に留まることなく,産業組織論,国際貿易論,開発経済学,イノベーション論,立地論,環境経済学,法と経済学等との関連を深化させ,さらにごく最近では,制度あるいは経済史,政治経済学との関連で...
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長州閥の教育戦略

長州閥の教育戦略

永添祥多
定価 4,730円(税率10%時の消費税相当額を含む)
明治20年代の山口県には,県出身子弟を帝国大学へ進学させるための独自の進学体系が存在した。それが山口高等中学校及び予備門五学校(山口・萩・豊浦・徳山・岩国学校)からなる学校体系であり,長州閥が後継人材を獲得するために構築したものであった。本書では,この進学体系の成立過程や教育の実態を検討していくことによって,近代日本において,山口県が進学教育(中等教育から高等教育への進学準備教育)の先駆けをなしていたことを明らかにする。 (さらに…)
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昆虫たちのアジア

昆虫たちのアジア

緒方一夫・矢田 脩・多田内修・高木正見 編著
定価 1,100円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は生物の中でも圧倒的な多様性を誇る昆虫を通じてアジアの自然史を紹介している。6人の著者により,熱帯アジアのチョウ類,中央アジアのハナバチ類,アリ類の生物地理,ゾウムシの起源と食性の進化,といった多様性と進化の観点からの話題と,害虫とその天敵による防除,昆虫利用文化という人々の暮らしについての話題を取り上げる。 (さらに…)
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内生的経済成長論 1[第2版]

内生的経済成長論 1[第2版]

R.J.バロー,X.サラ-イ-マーティン 著/大住圭介 訳
定価 6,160円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,経済学のうちで最も活気のある研究領域の1つである「内生的成長論」に関する優れた文献である。本書の意義は,既存の成長理論を内生的成長論との関連で位置づけ,一貫した体系にまとめあげ,さらに,実証結果との関連を重視し,真の意味の実証科学としての試みを志向している点である。今では,内生的成長論はマクロ経済学の領域に留まることなく,産業組織論,国際貿易論,開発経済学,イノベーション論,立地論,環境経済学,法と経済学等との関連を深化させ,さらにごく最近では,制度あるいは経済史,政治経済学との関連で新...
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