社会科学
香港の都市再開発と保全
- 定価 1,100円(税率10%時の消費税相当額を含む)
中国への返還から12年目を迎える香港。ノンストップに続いてきた都市再開発への反発が,21世紀に入り,市民の間に急激に高まった。都市やコミュニティの保全を求める市民運動は,社会運動としての高まりを見せている。その背景にあるのは,数奇な運命を辿ってきた香港の都市と人々の歴史である。かつて「借りた場所」でしかなかった植民地としての香港を,「故郷(ホーム)」として再構築するための闘いを描く。 (さらに…)

Mathematical Principles of Multi-Sector Economic Growth Analysis
- 定価 6,380円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近年,マクロ経済学の中心は経済動学,特に経済成長論に移行しており,そのような状況の下で経済成長理論に関して数理的ロジックの厳密な展開が必要とされている。本書は多部門から構成される動学的均衡モデルに内在するロジックの厳密な展開を企図し,数理的基礎に関する考察のもとで動学的経済問題について首尾一貫した形で整合的な議論を展開するものである。 (さらに…)

経済・経営情報リテラシーの基礎
- 定価 3,080円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は経済・経営を専攻する学生のための情報リテラシーの基礎について述べたものであり,Microsoft OfficeのWord,Excel,Power Point,Accessの応用を例題を交えて示している。文書作成やグラフ作成,あるいはデータ処理の基本的な操作はもちろん,特に経済・経営で必要となる資金繰り分析,原価計算,投資シミュレーションなどの事例を掲載している。また,Accesによるデータベース管理においては,学生など入門者にも容易に理解できるような工夫を行っている。OSがWindows ...

Research on Information Society and Social Systems
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
第1部では,21世紀の健全な情報社会を目指して,情報技術の倫理的利用,情報産業の規制方法,データ暗号技術の改善,電子政府・自治体へのOSS導入を提言する。第2部では,各種社会システム運営のために,構造的財政バランスの評価基準,社会セキュリティシステムの世代間リスク,ゲーム理論による寡占市場,地球規模補給システム,再利用可能包装材収集・再配システム,多目的最適化手法,スケジュール管理交替パスの研究を公表する。 (さらに…)

Quantitative Analysis on Contemporary Economic Issues
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,現代経済をめぐる先端的なテーマについて,5つの理論的分析と5つの実証的分析の成果を編集したものである。特に,排出権取引を代理人を通じて行うシミュレーション分析,日中韓間で排出権取引を行った場合の便益の計測,大震災が経済に与える直接および間接損失の計測,アジア金融市場安定化に果たす外貨共同保有の役割,日米間産業競争力の推移に関する産業連関分析など,水準の高い未発表論文を含む。 (さらに…)

ツァイス企業家精神[新装版]
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は,ドイツの光学機器メーカーとして国際的によく知られてきたツァイス社の創業以来150年に及ぶ歴史をふり返り,企業経営の原点を追求するものである。1896年に社会的責務を定款に盛り込んだCSRのパイオニア,エルンスト・アッベの経営精神を考察する。 (さらに…)

新版 観光経済学の原理と応用
- 〔品 切〕(参考:本体価格 3,200円)
本書は,観光経済の持続的発展のための条件や法則性を探り,現実の観光振興に活かそうとする観光教育・研究書である。国際標準の視点から,欧米で進んだ観光教育・研究の成果をベースとし,わが国「観光立国」のあるべき姿を示す。 (さらに…)

開発教育序論
- 定価 3,520円(税率10%時の消費税相当額を含む)
世界にはなぜ「開発途上国」と呼ばれる国々が存在するのか。また,世界はそして日本はなぜ開発援助を行うのか。国際協力の第一線で活躍している大学教員,NPO活動家らが,自らの援助活動をを踏まえて解説する。 (さらに…)

芸術文化がまちをつくる
- 〔品 切〕(参考:本体価格 2,400円)
そのまちで暮らす人々がまちへの愛着や誇りを胸に,まちのあるべき姿を真剣に語り合い行動すること,そのために人々が創造性を発揮できるような土壌を芸術文化でつくる地域文化政策が今,求められている。福岡県内を中心としたさまざまな自治体やアートNPOの事例をもとに,芸術文化によるまちづくりを模索する。 (さらに…)

The Changing Structure of the Automotive Industry and the Post-Lean Paradigm in Europe
- 定価 8,800円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ソビエト連邦崩壊(1990年12月)とその後のロシア連邦成立(1992年5月)を契機とした,東欧諸国の民主化と市場経済システムの導入は,西欧自動車産業にとって新市場の出現とその成長への期待をもたらした。しかし同時に低賃金・低コストを求める企業に東欧進出への道を開き,東欧の低コスト生産拠点が西欧の高コスト生産拠点の脅威となっていった。 ドイツ・エアランゲン大学自動車産業研究チームと日本側自動車研究チームが5年の歳月を費やして,ヨーロッパ自動車産業と日本自動車産業の実態を調査し,研究成果をまとめたも...
