人文科学文学

The Twilight of the British Literary Ballad in the Eighteenth Century

The Twilight of the British Literary Ballad in the Eighteenth Century

山中光義
定価 9,200 円 (税別)

 イギリスの口承物語歌「バラッド」は18世紀になって盛んに蒐集されるようになった。それとともに民族の遺産としてのバラッドの持つ魅力に多くの詩人たちが注目するようになり,「バラッド詩」と呼ばれる独特の模倣詩が生まれた。本書は,生成期の18世紀バラッド詩の模倣と逸脱をめぐるわが国最初の本格的な論考であり,Appendixに添えた 'Poets on the Ballad' は,今後のバラッド詩研究を支える重要な資料集である。

 

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江戸俳諧史論考

江戸俳諧史論考

白石悌三
定価 3,800 円 (税別)

 本書は,蕉風俳諧が享保期の江戸の地に広がり,大きく展開していく様相を初めて描き出したものである。第一部の三章「誠と作意」「親句疎句」「伊達」では,水間沾徳の研究を通して,新しい俳観史観を提示し,第二部の江戸俳人の研究では,俳人の伝記研究が,そのまま江戸俳諧の実相を浮かびあがらせるものとなっており,大名の点取俳諧については,新しい研究領野に,初めて手が加えられたものである。

 

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新たなる出発

新たなる出発

清水孝純
定価 3,400 円 (税別)

 愛欲の極限をゆく魂と,ニヒリズムから狂気に至る魂と,それらを包む謙抑の魂と,それらが織りなす世界文学最大の劇的空間の解読。豊かな問題性を現代によみがえらせる。全3巻完結。


 ●既刊                                             
    1 交響する群像      四六判・306頁・定価 3,360円(消費税込み)
    2 闇の王国・光の王国   四六判・344頁・定価 3,360円(消費税込み)


 

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異世界・ユートピア・物語

異世界・ユートピア・物語

井口正俊・岩尾龍太郎 編
定価 2,400 円 (税別)
 本書は,九人の著者による九篇の論考からなっている。これらの論考は,西洋・東洋・日本と時代も場所も,その内容も様々だが,異世界を想像し,ユートピアを構築し,物語を制作する人間の根源的願望によって組み立てられ,有機的に関連し合っている。それは現代,必然的に要請され始めた新たな「ユートピア的なもの」の質を問題化して理解するための歴史的考察とその現代的利用方法である。
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ジーベンケース

ジーベンケース

ジャン・パウル/恒吉法海・嶋崎順子 訳
定価 9,400 円 (税別)
 ジーベンケースは友人ライプゲーバーと瓜二つで名前を交換している。しかしそのために遺産を相続できない。不如意な友の生活を救うためにライプゲーバーは仮死という手段を思い付き,ジーベンケースは新たな結婚に至る。形式内容共に近代の成立を告げる書。
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冬の目覚め

冬の目覚め

定価 6,000 円 (税別)
 20世紀イギリス詩の方向性はモダニズムによって決定されたのではない。フランス戦線で瀕死の重傷を受け,神経衰弱に苦しむロバート・グレイヴズは,モダニスト詩人ローラ・ライディングと出会い詩人として再生するが,それは皮肉にもモダニズムに反発する伝統的感覚を確認させる結果となる。異才グレイヴズの芸術的葛藤の真相を追求し,イギリス詩の反モダニスト的特質を明らかにする。 
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詩歌の表現

詩歌の表現

金原 理
定価 3,400 円 (税別)
 本書は、平安朝の文学作品のうち、和歌と漢詩文との関係について論じたものを中心に、韻文作品に関わる論文九篇と、韻文作品と絵画との関わりを論じた一篇とで構成される。
 それぞれの作品の表現の襞に潜む文化的背景に迫る、画期的な平安朝韻文論集。
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闇の王国・光の王国

闇の王国・光の王国

清水孝純
定価 3,200 円 (税別)
 無限遠からの照射に浮かぶ二つの究極の言説。闇と光の司祭による否定と肯定の,戦慄と晴朗のユートピア空間。過去・現在から未来に延びる想像力の光芒。
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アーケイディア

アーケイディア

サー・フィリップ・シドニー/磯部初枝・小塩トシ子・川井万里子・土岐知子・根岸愛子 訳
定価 9,400 円 (税別)
 ギリシャ,小アジア,黒海周辺におよぶ広大な古代世界を舞台とする華麗なパストラルロマンス『ペンブルック伯爵夫人の新アーケイディア物語』。英国ルネッサンスの代表的物語文学がいま蘇る。
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The Reception of D. H. Lawrence Around the World

The Reception of D. H. Lawrence Around the World

飯田武郎 編
定価 7,200 円 (税別)
 世界各国においてロレンスがどのように受容,評価されてきたかを検討し,多くの読者を魅了してやまないロレンス文学の秘密を探る,14カ国15人の研究者の論集。本書によって,世界的な視点から見た,新しいロレンス像が示されるであろう。
(2003年北米ロレンス協会学会賞「H.T.ムアー賞」受賞)
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