書籍一覧

舞台の上の障害者

舞台の上の障害者

長津 結一郎
定価 3,200 円 (税別)
東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、障害者の表現活動に注目が集まっている。また、こうした活動に対する国や地方自治体などによる支援も手厚くなりつつある。この動向が少なくとも2020年までは継続し、さらにその先にも続いていくことを多くの現場の人々は望んでいるようだ。しかしこのような急速な振興は、障害者の社会での立ち位置を向上させることに、本当に寄与していると言えるだろうか? むしろ、誰かに対して「障害者」であると名付けて、そこに「感動」や「純粋」といった言説を付け加えることで、「健常者」に...
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朝鮮後期財政史研究

朝鮮後期財政史研究

山本 進
定価 7,000 円 (税別)
17世紀以降の朝鮮は、軍事的緊張の下で商品経済が発展し、市場の構造化が進んだ。本書は、対軍事財政と対商業政策の両側面から朝鮮後期の経済的成熟を検証し、好戦的で侵略的な近代国民経済とは異なる前近代型「国民経済」形成への可能性を展望するものである。〔軍事政策〕日本や清国の再侵略に備えるため、朝鮮政府は大量の倭銅買い付けや大砲の鋳造に励んだ。壬辰倭乱の経験から、大砲や火縄銃は射程距離の長いものが貴ばれた。加えて、軍用布として強靱な綿布が中国より輸入されたが、平和が続くとソウルの兵士は絹を愛用するように...
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ユーラシア草原地帯の青銅器時代

ユーラシア草原地帯の青銅器時代

松本圭太
定価 8,200 円 (税別)
遠古の東アジアとヨーロッパはどのような関係にあったのだろうか  両地域をつなぐ位置にあるユーラシア草原地帯では、広範囲にわたる交流や大規模な移動が、歴史上つとに指摘されるところであった。しかしながら、草原地帯において、それぞれの交流がどのような歴史的意義をもっていたかが語られることは稀であった。本書はこの点に注目し、ユーラシア草原地帯の東部を中心とする中国・モンゴル・ロシアの現地(青銅器)資料を世界で初めて統計的に分析。前11世紀頃、スキタイ系文化出現の直前に、交流そのものの性質が大きく変化した...
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エ・クウォス

エ・クウォス

橋本栄莉
定価 5,200 円 (税別)
南スーダンについて長年にわたる内戦の末、2011年、南スーダンは悲願であった独立を達成した。しかし、さまざまな機関による平和構築や開発支援もむなしく、独立後には各地では武力衝突が相次ぎ、新国家はふたたび内戦状態へと陥った。予言者についてスーダン地域の政治軍事情勢と密接にかかわりあってきたのは、地域社会に存在する「予言者」をはじめとする宗教的職能者たちである。彼らは、時代の権力者に「魔術師」や「呪医」などとみなされ迫害されながらも、地域社会の平和を構築しようと試み、時として人々を紛争へと動員してい...
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Recent Studies in Economic Sciences

Recent Studies in Economic Sciences

角谷 敦・寺本浩明 編
定価 5,000 円 (税別)
広島修道大学経済科学部教員が中心となって取り組んできた、経済科学という新しい学問的立場から社会システムの諸問題の解決に取り組んだ研究成果シリーズ第9巻。  第1章:キリスト教と仏教の教えにおける経済的な豊かさと繁栄の役割と重要性に対する主要な見解を 提示し、その違いに関して経済学的な視点から考察する。  第2章:Emotivのようなワイヤレス脳波ヘッドセット(EEG)を使い、眼球運動をモニターするための アルゴリズムを開発することについて論じる。  第3章:ビッグデ...
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近代中華民国法制の構築

近代中華民国法制の構築

西 英昭
定価 6,800 円 (税別)
一大空白地帯となっていた近代中国法史に確固たる研究基盤を構築すべく、清末から中華民国期にかけて展開した法典編纂・習慣調査・法学につき、文献学的・人物学的方法を縦横に駆使して中国・日本・西洋におけるそれぞれの展開過程を整理する。第一部では法典編纂を担った諸機関の経緯が整理され、並行して展開した習慣調査、特に中国史研究の基本資料である『民商事習慣調査報告録』の成立過程が克明に描写される。また民国期の諸立法の欧米諸語への翻訳とその流布の様相が紹介され、次いで中華民国民法に至る立法過程における中国人たち...
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エネルギーの視点からみた放射線

エネルギーの視点からみた放射線

田辺哲朗
定価 2,700 円 (税別)
放射線に関しては、これまでにも様々な本が出版され、インターネットでも多くの情報を得ることが出来ます。しかし、これらは放射線が生物に与える、目に見える影響が主なテーマになっていて、目に見えにくい効果についてはあまり取り上げられていません。そこで本書では、放射線とはエネルギーを運ぶものであるという視点から、放射線がどのようにして様々な物質(無機物、有機物、生物)にエネルギーを与えるか、また、放射線の持つエネルギーの大きさによってエネルギーをやり取りする仕組みがどのように異なるのか、という点に焦点を当...
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ブッククラブと民族主義

ブッククラブと民族主義

竹岡健一
定価 7,400 円 (税別)
会員制の廉価書籍販売組織であるブッククラブは、ドイツにおいて1920年代から1980年代にかけて大きな発展を遂げ、本を買って読む習慣が社会の広い層に普及する読書の民主化に多大な貢献をなした。しかし一方で、民族主義的な思想の普及のために利用され、ドイツの右傾化とナチス政権の成立に大きく寄与した。本書は、そのような二面性を有するドイツのブッククラブに関する、わが国初の本格的な論考である。第1部では、ドイツにおけるブッククラブの発展全体をテーマとし、第1章でワイマール共和国時代の隆昌、経済的・内容的特...
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近世西海捕鯨業の史的展開

近世西海捕鯨業の史的展開

藤本隆士
定価 4,000 円 (税別)
近世の巨大産業のひとつである捕鯨。平戸藩益冨家はその近世捕鯨業において国内最大の鯨組主であった。本書では様々な史料をもとに、鯨商品の流通状況、鯨漁師たちを統括する同族団制度、捕鯨業の資金構成など多角的視点からその経営を分析している。
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ユーゲントシュティルからドイツ工作連盟へ

ユーゲントシュティルからドイツ工作連盟へ

針貝 綾
定価 5,400 円 (税別)

アーツ・アンド・クラフツ運動からバウハウスへ至る、モダンデザインの系譜に連なるドイツの美術工芸運動。本書では、19世紀末から20世紀初頭のドイツにおいて相次いで設立された「工房」によるデザイン運動に焦点を当てる。

特にミュンヘン手工芸連合工房やドイツ工房などの代表的な工房を取り上げ、その具体的な活動を、理念、運営などの諸側面と教育の2つの観点から論じ、これらの工房がドイツ近代の美術工芸運動において、いかなる役割を果たしたのかを考察する。

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