社会科学 法律・政治
国際会社法論集
- 定価 5,500円(税率10%時の消費税相当額を含む)
商法「外国会社」規定の研究から国際会社法の体系化を目指す。内国会社法に対応する国際会社法を中核としながら,周辺の法分野の考察を行う。国際会社法研究をライフワークとする著者の論文集。 (さらに…)
通信と近代契約法
- 定価 4,950円(税率10%時の消費税相当額を含む)
19世紀半ば,電気通信取引の発展にともない,通信事故もまた多発した。各国の法律学は,その解決を迫られた。ケルンでの一訴訟事件から出発して,考察は,ヨーロッパ・アメリカ合衆国・日本に及ぶ。西洋法制史・比較法・民法学をつなぐ,13年の研究成果。 (さらに…)
State Power and Multinational Oil Corporations
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,000円)
本書は日本およびカナダを例に,政府がいかに多国籍企業の大きな影響下にある石油産業を規制し,石油市場への介入を行ったのか比較分析している。この研究は,21世紀の政治経済の最大の争点のひとつである,経済システムの規制と規制緩和の問題を考察する上で,とくにエネルギーセキュリティを確保するための政府の役割を考える上で大きな指針を与えるであろう。 (さらに…)
敵対的企業買収の法理論
- 定価 3,850円(税率10%時の消費税相当額を含む)
近年,経済のグローバル化等を背景に,敵対的企業買収が 増加している。本書は,著者の博士学位論文を基に,敵対 的企業買収における対抗措置の問題に着目しつつ,敵対的 企業買収をめぐるわが国の法制度,判例理論,学説等の状 況を踏まえ,これをアメリカやドイツの最新の状況と詳細 に比較検討しながら,わが国における敵対的企業買収の望 ましい法規制のあり方について,法理論的に体系的な研究 を行うものである。 (さらに…)
アメリカ行政の理論と実践
- 〔品 切〕(参考:本体価格 5,000円)
20世紀のアメリカ連邦行政における主要動向を理論と実践の面から追求した論文集。アメリカ大統領府の発展を平板な制度の変遷として記述するのではなく,ホワイトハウスや大統領行政府を人間としての大統領やスタッフの相克の場としてダイナミックに描き出す。また,現地ワシントンでの面接調査に基づく公務員の業績評価に関する論稿は,今なお多くの論点を混迷する日本の行政システムに投げかけている。アメリカ行政学の「一体性の危機」の理論的・歴史的な分析は,憲法構造における「行政」の異質性の指摘とともに,アメリカ行政の理論...
日本民法典と西欧法伝統
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,500円)
日本民法典は,1998年に施行百年を迎えた。その主たる母法であるフランス民法典とドイツ民法典は,それぞれの独自性をもちつつ,ローマ法以来の二千年を超える法伝統の中で編纂されている。本書は,日本民法典の規定や制度の形成とその後の展開をそのような西欧法伝統の中で評価し位置づけることを企図して開催された国際シンポジウムの 成果を纏めたものである。 (さらに…)
責任原理
- 〔品 切〕(参考:本体価格 7,600円)
刑法学および法哲学の碩学アルトゥール・カウフマンが,法存在論の観点から刑事責任の本質に迫りつつ,責任原理の意義と基礎づけを明示し,過失犯,結果的加重犯,客観的処罰条件,量刑,刑罰論,行刑等の諸問題について責任原理に根ざした理論を展開する不朽の名著の完訳。刑法学および法哲学の研究者,さらには法実務家にとり必読の書である。 (さらに…)
地域主義と国際秩序
- 定価 4,180円(税率10%時の消費税相当額を含む)
ポスト冷戦の世界秩序のゆくえとの関連で大きな注目を集めている地域主義の現状と問題点をバランスよくコンパクトにまとめた論文集。国際的にも高い評価を受けている必読書。
ソ連政治秩序と青年組織
- 定価 7,480円(税率10%時の消費税相当額を含む)
本書は、ロシア革命から1920年代末の「上からの革命」に至る激動の時代を生きた若者の世界を、ソヴィエト青年組織コムソモールや青年労働者に光を当てながら描写するとともに、革命後に築かれたソ連政治秩序の形成プロセスを新たな視角から解明する。
ドイツ民法典の編纂と法学
- 〔品 切〕(参考:本体価格 8,200円)
本書は,ドイツ民法典編纂の過程を歴史的に叙述すると同時に,その個別制度と規定の成立史を詳細に分析したもので,100周年を迎えたドイツ民法典の歩みの原点を解明することを課題とした共同研究の成果である。