人文科学文学

ジャン・パウル中短編集1

ジャン・パウル中短編集1

ジャン・パウル/恒吉法海 訳
定価 8,925円 (内消費税 425円)
「ABCの本」を出版して著名になったフィーベルは,仲間にそそのかされて自らの自伝工房を設立し,自伝を出版するが,晩年は謙虚に過ごす。制度としての文学のパロディと読める『フィーベルの生涯』。愛しき魂の死後の行方を問いかける『カンパンの谷』,及び「十戒の版画」に或る人物の宮廷での出世を強引に読み込む教理問答のパロディ。その他自らの生涯を予告する『推定伝記』等を収録。「ABCの本」や「十戒の版画」は当時の教育資料である。
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ゲーテと異文化

ゲーテと異文化

坂田正治
定価 3,360円 (内消費税 160円)
ギリシア,ローマからオリエント,インドへ,地上から楽園へ,人間界から神々の世界へ,ゲーテの想像力は自在に世界を駆け巡る。果てしないゲーテの詩的宇宙をテクストに密着して浮き彫りにする,グローバルでボーダレスの時代に甦るゲーテのポエジー。
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ラフカディオ・ハーン

ラフカディオ・ハーン

西川盛雄 編
定価 2,730円 (内消費税 130円)
本書は,ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の生涯とハーン作品に関する学際的研究書である。英米文学,言語学,医学,建築学,比較文学,ユダヤ学など,多岐にわたる分野の専門家がそれぞれの立場から斬新な切り口を提示する。ハーンの生涯と作品を跡付けることにより,我が国の明治以降,今日までの近代化とハーンの異文化理解の諸相を学際的に点検・再考し,ハーンの現在的意味を考察する。ハーンの曾孫の小泉凡氏による講演,執筆者のうち3名と評論家の渡辺京二氏によるシンポジウムの模様も収録している。
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英文学と道徳

英文学と道徳

園井英秀 編
定価 3,780円 (内消費税 180円)
道徳とは堅苦しいお題目ではなく,16世紀にサー・フィリップ・シドニーが教えかつ楽しませるものと表明して以来の英文学の伝統的特質である。本書は,英文学の道徳的楽しみだけではなく,男同士の愛の主題やキーツの「新道徳」など,この伝統の中にひそむ反道徳的な問題をも解き明かす。
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Le Tournant poétique de Francis Ponge

Le Tournant poétique de Francis Ponge

飯田伸二
定価 9,660円 (内消費税 460円)
1938年―1948年はフランシス・ポンジュの詩学にとり,きわめて重要かつ豊穣な時代である。事実,出世作『物の味方』以降,彼の詩学はこの時代に決定的な変貌をとげようとしていた。本書は,この時代に執筆された詩作品だけでなく,講演,評論,書簡,草稿等の多様なテクスト群に詳細な分析を行いながら,新たなポンジュ詩学の多彩な可能性を明快に描き出した意欲作である。
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ナチスと闘った劇作家たち

ナチスと闘った劇作家たち

島谷 謙
定価 3,780円 (内消費税 180円)
ナチス政権下に亡命した五人の劇作家たち。彼らは二度の世界大戦に遭遇し,祖国への帰還を夢見た20世紀ドイツのオデュッセウスである。ユダヤ人迫害,亡命,抵抗,日本の悲劇,歴史と実存等を描いた秀作を通して,二千年の歴史をもつ演劇が二十世紀最大の難問(アポリア)であるナチズムをどう捉えたのか考察し,時代の記録たる演劇の造形力と可能性を探る。
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日本文学の本質と運命

日本文学の本質と運命

マリア=ヘスス デ・プラダ=ヴィセンテ
定価 7,350円 (内消費税 350円)
本書は日本文学が外来と土着,歴史と神話の二極のあいだをゆらぎながら自己構造化を進める過程と規定し,その永遠の主題が原初から失われている神話の再構築にあると主張するものである。すなわち,「古事記」から川端文学まで同じ主題を追求するものであり,ゆらぐことで自らのアイデンティティを保ってきた文学だというのである。そのような文学の理解には失われた記憶の再構築としての精神分析理論が有効であり,それを活用して古歌や俳句,あるいは近代小説の分析を行う。日本文学の根源的問題を追求し,その人類的意義を定めようとし...
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An Optimality Theoretic Approach to the C-system and its Cross-linguistic Variation

An Optimality Theoretic Approach to the C-system and its Cross-linguistic Variation

宗正佳啓
定価 7,980円 (内消費税 380円)

Wh-移動は生成文法を枠組みとした研究の中心的関心事であり,その言語差異も普遍文法を構築する上で重要視されてきた。この本は,従来の分析では説明が困難とされた英語のwh-移動に付随する統語現象とその言語差異に焦点を当て,帰納的に導き出した制約を基に構築した文法モデルを枠組みとして,最適性理論の観点からその言語多様性に直接且つ統一的説明を与え,その文法モデルの妥当性を検証しつつ,それがいかなる形で普遍文法に関わってくるかを理論的・実証的に明らかにするものである。

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続 ジャン・パウル ノート

続 ジャン・パウル ノート

恒吉法海
定価 3,570円 (内消費税 170円)

本書は十年余ジャン・パウルを翻訳してきた著者の解題を中心にした論考である。ジャン・パウルの作品を隅々まで理解した上で,カレンダーを利用したり,精神分析を応用したりして論ずる謎解きの味わいのある論考十二篇。

 

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アンドレ・ジッド

アンドレ・ジッド

クロード・マルタン/吉井亮雄 訳
定価 3,150円 (内消費税 150円)

人間中心主義の具体的な顕れとして,アンドレ・ジッドの<営為=作品>には,その欠陥に至るまで今も疑いえない生命が息づいている。ジッド,それは生成・道程であり,活動し際限なく誕生する意識,すなわち存在する意識なのだ。ジッド研究の第一人者による最上の手引書。日本公演「ジッド研究の現状」を訳出付載,もって論究の十全を期す。

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